4月21日に皇居内にあります宮内庁式部職楽部の雅楽演奏会に行って参りました。
これは私が所属する雅楽団体「新潟楽所」でご指導いただいている宮内庁式部職楽部の先生方に有り難いことにご招待いただいたものです。
宮内庁楽部の雅楽は、国の重要無形文化財に指定され、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されています。
こんな機会一生に一度もないと思い、喜び勇んで行って参りました!
厳重な手荷物チェックや身分の証明等を経て皇居・東御苑内の楽部庁舎に到着しました。
入ってまず空間の緊張感と雅楽器のきらびやかさに目を奪われます。
あまりの喜びと緊張で顔がにやけておりますご容赦ください。
大太鼓もこの大きさ!初めて見ました感動です。
雅楽は本来、屋外でおこなわれるものであるため、会場となる楽部の稽古場も室外をイメージした配置・構造となっています。
舞台の周辺(今回の客席部分)は白玉砂利が敷き詰められています。
気づいたら沢山の人!自由席でしたが運良く一階最前列に座ることができました。
曲目は、
第1部管絃
○太食調音取たいしきちょうのねとり
○蘇芳菲そほうひ
○庶人三臺そにんさんだい
第二部舞楽
○央宮楽ようぐうらく
○狛桙こまぼこ
でした。
先生方が舞台に上がられてからのあの緊張感とすべての音が調和するあの心地よい音忘れません。
演奏中は当然写真の撮影は禁止ですので、いただいたパンフレットに載っていた写真を上げます。(違う曲目の写真もあります。雰囲気だけでも)
私が行った前日の同じ演奏会では、天皇皇后両陛下がご鑑賞されたそうです。
本当に大変な経験をさせていただきました。
このいただいた有り難い経験を胸に更に精進していきたいと思った1日になりました。
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