本日は十一月十一日、「鮭の日」です。
「鮭」という漢字のつくりの「圭」を分解すると「十一十一」になることから、11月11日が鮭の日と定められたことに由来します。
去る10月16日に、村上の歴史・食・文化を支えてきた「鮭」に感謝と敬意を込めて、鮭の魂を供養する「鮭魂祭(けいこんさい)」を当社で斎行しました。
せなみすみれの会様大変お世話になりましてありがとうございました!
藤基神社と「鮭」との繋がりは深く、そのきっかけは鮭が産まれた川に戻る「母川回帰性」があることを村上藩士・青砥武平治が発見したことにあります。
彼の提案により、世界で初めての自然ふ化増殖制度「種川の制」を制定し、鮭の保護を実現させたのが、当社の御祭神で6代藩主・内藤信敦侯でした。
境内にはこれを讃える「種川の碑」が建っています。
(今日の村上の鮭文化ができるまでに様々な人物のつながりがあり、物語がありました。その物語はこちらをご覧ください。)
また、この時期に村上の各地に立っている「鮭のまち村上」旗の「招福鮭恵比寿」は、藤基神社の鮭川大漁記念に奉納されたものがモチーフとなっています。(イヨボヤ会館所蔵)
皆さんも、鮭の恵みに感謝をしましょう!
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