10月30日に藤基神社において、神宮大麻・暦(じんぐうたいま・れき)頒布始奉告祭(はんぷはじめほうこくさい)が執り行われ、岩船・村上地域の神職・総代が参列し、新しい神宮大麻を氏子崇敬者に頒布を始めることを神様にご奉告しました。
今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から一部規模を縮小して執り行われました。
「神宮大麻」とは、皇室の御祖神であります天照大御神をお祀りする伊勢の神宮のお札のことです。天照大御神は全てに恵を与えてくださる日本の中心の神様です。
「暦」は神宮で発行されている暦のことです。
昔は御師(おんし)と呼ばれる方々が、伊勢の地から歩いて頒布されていましたが、昭和の時代に入り神社本庁が取りまとめて神宮からお札を受け、それが各県の神社庁、各支部、各神社へとお祭りを重ねながらお届けいただいているものです。
今年も残り約2ヶ月となりました。
神様を敬い、感謝を捧げることは親から子へ、子から孫へと受け継がれる「日本人の美しい心」です。
新年には、新しい「神宮大麻と氏神様のお札」をおまつりしてご家庭の1年の無事と幸せをお祈りしましょう。
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