皆様をお迎えする準備が整いました。

境内では新年の授与所も清められ、穏やかな晴れ空のもと、新しい年を迎える支度が進んでいます。

日本では古くから、お正月に年神さまをお迎えし、一年の恵みに感謝する風習が受け継がれてきました。

その中心となるのが、各家庭でお神札をお祀りする「神棚」です。

神棚とは、お神札をお祀りするための棚のことを指し、

お神札を納めるお宮の形をした入れ物は「宮形」と呼ばれます。

現在では、伊勢の神宮のお神札（神宮大麻）や氏神さまのお神札を神棚にお祀りする形が一般的となっています。

住まいに合ったかたちで、清らかな場所にお祀りし、

感謝の心とともに新年を迎えることが大切とされています。

新しい年が、皆様にとって穏やかで実りある一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。